葬儀コラム

葬儀コラム

2016/12/05

44 新しい形式の樹木葬を検討・探している方へ!


44 新しい形式の樹木葬を検討・探している方へ!
1 はじめに

近年では埋葬方法にも様々な方法があり、そのなかの一つに樹木葬があります。樹木葬とは墓石を墓標とする従来の埋葬とは異なり、霊園の敷地や自然の山へ木や草花を植え、その下に骨を埋葬する方法です。自然へと還ることのできる埋葬方法として選ばれる方が増えているようです。
しかし、勝手に近隣の山で行うと法律違反となることであったり、樹木葬の中にもいくつかの種類が存在することなど、実施にあたって必ず知っておくべきことがあります。樹木葬について、埋葬方法や相場、メリット・デメリットなど、検討の際の情報をご紹介します。

44 新しい形式の樹木葬を検討・探している方へ!
2 樹木葬には2種類の埋葬方法がある

樹木葬で埋葬する場合、大きく分けて2種類の方法があります。

1 遺骨を個別に埋葬する方法

樹木葬を希望される方の、それぞれの遺骨を個別に埋葬する方法です。墓石を利用する場合では個別の埋葬が最もポピュラーであり、それと同じ埋葬方法と考えると良いでしょう。個別に埋葬する場合、下記の2種類があります。

・ひとりに対して1本の樹木を植えるタイプ
・1本の樹木を植えた区画に複数の遺骨を埋葬するタイプ

それぞれに1本の樹木を植えるタイプはスペースの問題や高額な金額のため、対応している霊園・墓地はそれほど多くないようです。

2 複数人の遺骨を同じ区画に埋葬する方法

一つの骨壺や土地に遺骨が混ざる形で埋葬します。 お墓埋葬でいうと事の、合同墓の形式です。
この場合、複数の遺骨をまとめて納めるため、一度埋葬すると遺骨を取り出すことができなくなります。 この方法をとるメリットとしては、個別管理の場合よりも費用が安くなる傾向にあります。
今日見てきた樹木葬はペットも埋葬できる場所もありました。

44 新しい形式の樹木葬を検討・探している方へ!
3 樹木葬の相場

樹木葬の相場は、埋葬場所が霊園敷地の公園型なのか里山型なのかによっても変わりますが、一般的には墓石を利用する埋葬よりも安くなることが多いようです。平均相場は、安いところだと20万円程度、高くても70万円程度で利用できます。 墓石を利用した一般的な埋葬では、200万円程度が相場と言われているので、樹木葬がいかに費用を抑えられる埋葬方法であるかがわかると思います。 オプションとなる石のプレート設置や、ペットと一緒に入ったりすれば追加費用となりますが、それでも費用面では大きなメリットとなるでしょう。プレートは最近は作らない方が居るみたいです。

4 樹木葬をおこなううえでの注意点

樹木葬は、管理された敷地でのみ行えるもので、自身の手で近隣の山などへ埋葬すると法律を違反することになります。 好きな所に埋葬して良いわけではなく、墓石を使った埋葬方法と同様、法的に許可を得た場所に埋葬する必要があります。また、埋葬の際には埋葬許可証が必要となります。

1 すでにお墓で埋葬しているが樹木葬をしたい場合
現在、お墓へ埋葬しているが様々な事情から、樹木葬へ変えたいということが多いようです。その場合、「改葬」と呼ばれる、お墓の引っ越し時と同様の手順を踏む必要があります。

5 樹木葬のメリット・デメリット

樹木葬はいくつかのメリットとデメリットがあり、双方を考慮した上で樹木葬を検討しましょう。

■樹木葬のメリット

・お墓の後継ぎ、管理の心配がいらない
一般的な墓石は代々継承するものですが、継ぐ者がいなくなるという問題があります。樹木葬であれば墓地を継承する必要がなく、そういった問題も起こらなくなります。
また、一般の永代供養などと同じように、霊園・墓地側が管理を行ってくれます。
掃除や手入れも必要なくなります。

・墓石が必要なく一般的な埋葬に比べて費用を抑えられる
費用相場の項目でも紹介しましたが、墓石を用いる場合に比べて大きく費用が抑えられます。ここで浮いたお金を、仏壇の購入費用に充てたり、終活として樹木葬を検討している方であれば、生前の趣味に回すのも良い利用法ではないでしょうか。

■樹木葬のデメリット

・埋葬後、遺骨を取り出すことはできない
個別に管理しない樹木葬では、後で遺骨を取り出すことができません。また、個別タイプであっても、遺骨をパウダー状にして散骨される場合には、同様に遺骨が形を失うことになります。

・親族には事前に説明しないとトラブルとなる可能性がある
樹木葬は比較的新しい埋葬方法であることや、遺骨を取り戻すことがきないことから、特に高齢者からの理解を得られない場合もあります。事前に説明しておかないと親族間でのトラブルとなる可能性があります。事前によく相談した上で決めるようにしましょう。

一覧へ戻る