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葬儀コラム

葬儀コラム

2019/08/28

112 葬儀と告別式の違い

昨今の葬儀は、1日目の「通夜」と、2日目の「葬儀・告別式」の2日に渡って行うスタイルがスタンダードとなっています。

この「葬儀・告別式」、具体的に何をするものなのでしょうか?

「通夜との違いは? 葬儀と告別式の違いは?」

このように疑問をお持ちの方も多くいることでしょう。

この記事では、葬儀・告別式がどのような意味合いを持つセレモニーなのかを詳しく解説します。

あわせて、全体の流れや注意点にも触れて参ります。参考になれば幸いです。

 

 

【「葬儀」「告別式」という呼び名の指すもの】

 

「葬儀」と「告別式」という呼び名にはさまざまなニュアンスが込められており、これといった統一された定義はありません。

「葬儀」という言葉には、通夜~葬儀~火葬といった、故人を弔って火葬するまでの一連の流れ全体を指すこともありますし、1日目の「通夜」に対しての2日目に行われる「葬儀」を指すこともあります。

また、2日目の葬儀のことを、「告別式」と呼ぶこともあれば、宗教者の儀礼である葬儀に対して、喪主や参列者のために行われるお別れの時間のことを「告別式」と呼ぶこともあります。

 

 

【葬儀と告別式の違い】

 

「葬儀」と「告別式」の違いは、次のように言えるのかもしれません。

 

「葬儀」は寺院主導の宗教的儀式

「告別式」は喪主主導の社会的儀式

 

「葬儀・告別式」の場合、寺院による宗教儀礼が「葬儀」、その後の故人様との最後のお別れの時間を「告別式」と呼びます。

また、無宗教葬など、セレモニーとして宗教性が少ない場合には「葬儀・告別式」という呼び名を用いずに「告別式」と呼ぶケースも多く見られます。

 

 

【葬儀で行われること】

 

葬儀では、私たちはただじっとお経を聞き、時間になったら焼香をします。

葬儀の目的とはいったい何なのでしょうか?

仏教では、葬儀、つまり寺院主導の宗教的儀礼の主な目的は、「引導(いんどう)」と「授戒(じゅかい)」です(宗教宗派によって異なることもあります)。

引導とは、死者に「あなたはこの世界の人間ではなくなったのですよ」と知らせることで、授戒とは戒(修行者としての守りべき決まり)を授けて仏弟子とする儀式です。

これは死者に対して行われる儀礼ですが、同時に家族に対して向けられるものでもあります。

つまり、受け入れがたい死者の死を引導を通して家族自身も受け入れ、授戒によって故人様が仏弟子になることで、家族は死後の供養を仏様に授けることができます。

故人様に向けて行われるこうした儀礼を通して、遺された家族は、死を受け入れ、そして死後の安寧を仏さまに託すことができるのです。

 

 

【告別式で行われること】

 

葬儀を終えますと、引き続き告別式が行われます。

告別式では主に、お花入れ、弔辞、弔電、喪主様の挨拶などが行われます。

葬儀式場に集まった人が故人様と向き合う最後の時間であり、参列者が遺族を慰める時間であり、喪主が参列の御礼を述べる場であります。

それらを経て、故人様は火葬場に向けて出棺されます。

最近では、この告別式化が進んでいるように思えます。

寺院による伝統的な儀式よりは「故人様らしい葬儀」「自分らしい葬儀」といった、喪主や家族の意向をより反映した葬儀が人気です。

 

 

【葬儀・告別式の式次第】

 

葬儀・告別式は、次のような流れで行われます。

 

◆葬儀式

 

 

◆告別式

 

 

 

【開式前に事前に確認しておくこと】

 

葬儀・告別式の日は、その後の出棺、火葬、初七日法要も含めて大変な長丁場になります。

どのような流れで進んでいくのかなど、スタッフとしっかりと打合せをしておきましょう。

開式前には主に次のようなことを確認します。

 

弔辞者の確認、段取りについて確認します。

 

いただいた弔電の一部を拝読または紹介。順序や読み方について確認します。

 

出棺前の喪主挨拶のタイミングや立ち位置などを確認します。

 

位牌、遺影、棺を誰が持つかを決めておきます。

 

火葬場に向かう出棺車両を確認します。霊柩車、ハイヤー、マイクロバスなどだけでなく、自家用車が何台出るかなど。

 

火葬後の精進落としの料理の数を確認します。

 

 

【喪主挨拶】

 

出棺前には喪主は参列者に対して御礼の挨拶を述べます。

親族たちは火葬場に同行しますが、そうでない参列者は出棺を見送ると帰宅の途につきます。

ですから、出棺前のタイミングで挨拶を行うのです。

挨拶で読み上げる内容に決まりはありません。参考の文例はインターネットなどにも掲載されていますが、自分自身の言葉で、故人の生前の思い出や、闘病の様子、そして参列者への感謝を述べるとよいでしょう。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

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