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2020/05/09

故人様のラストメイク・保管方法

ご逝去からお葬式まで、最短でも3~7日かかります。人口に比例した死者数の多さに対して火葬場が少ない川崎や横浜では、1週間以上かかることも珍しくありません。大都市特有のこうした事情もあって、火葬までの期間、遺体をきれいに保存しつづける方法として特殊技術の「エンバーミング」という技術が注目を集めています。今回はエンバーミングについて説明していこうと思います。

1.通常の保管方法

通常は人間や動物は、急速に細胞の分解が始まり腐敗が始まります。このため、死後の遺体は、湯灌やアルコール清拭によって清潔にし、体液などが流出しないように処置をします。

 

さらに、49日の旅が始まり良い旅立ちできるように、「死化粧」と言われるようなメイクアップをした上で、ドライアイスや防腐剤で遺体の劣化を抑制するのが、通例です。

 

これらの遺体の処置・保存方法は、あくまで、臨終から葬儀・火葬までが短期間の場合には有効な処置でしかありません。

 

たとえば2~3日間であっても、長時間ドライアイスが当たった遺体の部位は変色することがあります。やむを得ないとは言え、遺族にとっては辛い思いが湧くはずです。

 

また、人により体からガスが発生し顔が浮腫み、変色も早い方がいます。尚、癌の方はメイクやドライアイスなどをしても、綺麗にならない場合があります。【黄疸が強い為】

2.遺体のメークアップとは違う「エンバーミング」

エンバーミングは、海外では葬儀に際して一般的に行われています。その目的は、海外は土葬が一般的でありますし、大切な人を失った悲嘆を少しでも和らげることにもあります。

 

具体的には遺体内に残る飲食物の残滓や体液、血液を吸引して除去したりします。日本の場合は火葬ですので、全ての血液は抜かず故人様の状態によりますが約80%を摂取します。

一番太い動脈から防腐剤を注入するなどの処置によって遺体が常温でも保存されるようになります。

 

さらにエンバーミング後に、遺体の全身と毛髪を洗浄し、美容的な処置や化粧などで表情を整え、仕上げに遺族の希望に沿った衣装を着せます。男性は80%仏衣 女性は半分ぐらいが洋服を選択されています。

 

こうして、遺族にとっては故人が綺麗な顔で安らかな姿で保つ事ができます。エンバーミングを提供できるのはエンバーマーとよばれる専門技能者で、遺体処置技術だけでなく医学・生理学などの知識・技術を修得し、なおかつ葬儀葬送やグリーフケアの知識・経験も求められます。

 

10年前は外国のエンバーマーが多かったですが、最近は日本人のエンバーマーが多くなりました。

3.日本のエンバーミングは発展途上です

日本ではエンバーミングが一般的ではなく、エンバーマーのライセンスを持つ人は多くなったとはいえ、まだ少ないのが現実です。

しかし、1994(平成6)年には葬儀業界を中心に「日本遺体衛生保存協会(IFSA)」が設立され、エンバーミングへの取り組み、エンバーマーの育成が始まっています。

 

近い将来、欧米並みに多くの葬儀社がエンバーミングを提供できるようになると期待されます。

なお、日本の葬儀社でもエンバーミングを提供しているところがあります。ただし、保険適用外で費用は全額自己負担(15~30万円程度)となります。

 

最近は、エンバーミングの専門学校があるぐらい業界では注目している事の一つでもあります。私もそこの専門学校卒です。

4.まとめ

花葬では、IFSA認定のエンバーマーによるエンバーミングを提供できる施設をご紹介します。ご希望の場合は、お申し込みの際に、併せてお申し出ください。

 

なお、一部の葬儀社の中には、死後処置として通常行われるエンゼルケア(遺体清拭)や湯灌、死化粧)などを「エンバーミング」と称して、見積書などの費用項目に記したり、高額請求するところがあります。

 

しかし、上記の通り、「エンバーミング」はこれら通常の遺体処置やメークアップとはまったく違うものです。エンバーミングをできる葬儀社は限られてきますのでよく確かめ、ご注意ください。

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