葬儀のお打合せ
葬儀社はお葬式に関する様々なサポートを総合的に提供してくれます。病院から故人様のご遺体を搬送し、ご遺体安置が完了したら、次は葬儀社と葬儀に関する具体的な打ち合わせを行います。
葬儀社との打ち合わせの際に決めることはたくさんありますが、主な内容としては、喪主の決定、葬儀の日取りと場所(どの斎場を利用するか)、葬儀の形態(会葬者を招く「一般葬」にするか、ご親族だけで行う「家族葬」にするかなど)、宗派・宗教の確認、葬儀プラン(葬儀に必要なサービスや物品を含むセット)の確定、故人様の遺言の確認、ご遺族の皆様のご意向の確認などです。
大切な方とのお別れして間もなくに、色々と判断したり決めたりするのは大変なのですが、満足のいく葬儀を行うためにも、また、葬儀社に任せきりになって後々のトラブルを防ぐためにも、葬儀の内容や進め方について、ご遺族の皆様のご意思やお気持ちを明確に葬儀社にお伝えください。
1.お打合せの内容
葬儀社との打ち合わせに際し、冒頭で述べた通り葬儀の打合せをする時には色々と決めなければならないことがありますが、葬儀社が様々な提案やアドバイスをくれますので、説明された内容をしっかり確認・把握し、満足のいく葬儀を行えるように準備を進めましょう。
花葬の場合 |
■ご遺族の希望に沿った葬儀を執り行うために、花葬ではお打合せを最も大切にし、時間を掛けて丁寧にご要望をお聞きするよう心掛けています。
■可能な限り時間を掛けて、丁寧なヒアリングを実施し、故人様やご遺族のご意向に見合った葬儀が出来るよう、最良の葬儀をご提案させていただきます。 |
1)様々な葬儀の形態
一言で「葬儀」といっても、実は様々な形態(会葬者を招く「一般葬」にするか、ご親族だけで行う「家族葬」にするか、通夜式や告別式をするか、通夜式や告別式はせずに火葬するかなど)があることはご存じでしょうか。
どのような葬儀形態でお葬式を執り行うかは、故人様やご遺族の皆様のご意見やご要望を事前に確認したうえで、葬儀社の提案に基づいて具体的な実施内容を決めていきます。
どのような形態で葬儀を行うかによって、葬儀の規模、段取り、準備する内容などが変わってきますので、結果として葬儀費用も内容によって様々に異なります。葬儀の前に葬儀形態をしっかり決めるのはそのためです。
それでは、一般的な葬儀形態について解説していきます。
2)一般葬(いっぱんそう)とは
一般葬とは、ご家族やご親族だけでなく、故人様が親しくお付き合いされていたご友人や知人、ご近所の方々、会社関係の方々など、故人様が生前にご縁のあった方々にもご参列していただく葬儀で、「通夜式」と「告別式」を執り行う一般的な葬儀形態です。
3)家族葬(かぞくそう)とは
家族葬とは、その名の通り、ご家族だけで故人様を見送るお葬式のことです。近年では家族葬が主流になってきていますが、その背景には「少子高齢化」や「核家族化」があると言われています。しかし、ご家族だけでしか葬儀を行えないという訳ではなく、故人様が生前親しくお付き合いされていたご友人を招いて行うことも可能です。
4)一日葬(いちにちそう)とは
一日葬とは、「通夜式」を行わず、1日で「葬儀(告別式)」と「火葬」をするお葬式のことです。一般葬で説明しましたが、一般的な葬儀は1日目に「通夜式」を行い、2日目に「葬儀(告別式)」と「火葬」を行います。その意味では、時間と費用を抑えることが出来る形態です。
5)直葬(ちょくそう)とは
直葬とは、「通夜式」と「告別式」を省略して、お別れ(お花入れ)をし、直接「火葬」するシンプルな葬儀形態です。ただし、日本には「亡くなってから24時間以内は火葬してはならない」という法律が存在するため、最低でも1日はご遺体を保管する場所(安置所)が必要です。
6)お別れ会(おわかれかい)とは
お別れの会とは、「菩提寺がない」、「無宗教である」などの理由で、宗教色の無い葬儀を行う場合の方法です。ここで言う「無宗教」とは、宗教的な儀式に囚われず、自由な形式で行う葬儀の事で、「自由葬」や「音楽葬」などと呼ばれる事があります。
7)宗教・宗派の確認
葬儀社が提供するサポートの中に「お寺の住職を紹介する」というものがあります。近年では、日本の葬祭習慣も徐々に変化してきており、ひと昔前までは当たり前であった「檀家制度」が希薄化されつつあります。地方ではまだまだ檀家制度は根強く残っているエリアも多いのですが、首都圏など、地方からの移住者がたくさん住む都会では、「檀家になる」ご家庭はほとんど無くなりました。そのため、葬儀の際に葬儀社がお寺を紹介する必要性が出てきた訳です。
檀家で菩提寺がある方は、葬儀社にお寺の手配をお願いする必要はありませんので、葬儀の打合せ時に葬儀社に伝えましょう。菩提寺が無い方は、必要であれば葬儀社からの紹介を受けることが出来ますので、相談してみてください。その際に「どの宗教・宗派に属するか」も、葬儀社に伝えるようにしましょう。
最近では「お布施」、「お車代」、「御膳料」、「御心づけ」などを全て込みの定額でお寺を紹介してくれる葬儀社が増えておりますので、安心して紹介を受ける事が出来ます。
花葬の場合 |
花葬では、寺院(宗教者)の紹介を承っております。詳しくは以下のページをご参照ください。
※お寺とお付き合いがない、お布施代が不安という方に寺院(宗教者)ご紹介します。「お布施、お車代、御膳料、御心づけ」など、全て込みの定額ですので安心です。 |
8)場所と日程の決定
葬儀社との打ち合わせで葬儀の形態(どのような葬儀を行うか、「一般葬」にするか「家族葬」にするか、通夜式や告別式をするか、通夜式や告別式はせずに火葬するかなど)が決まったら、葬儀の日程と場所(会場)を決めます。
日程については、紹介されるお寺さんのご都合や、葬儀場および火葬場の混雑具合もありますので、葬儀社に相談して事前に調べてもらいましょう。
会場を決める際の判断材料としては様々な指標がありますが、一番大事なポイントは「葬儀に参列者を何人くらい招くかと駐車台数」です。それ以外にも確認しておくべき大事なポイントがありますので、以下のポイントを事前に確認しておくことをお勧めします。
・ご自宅からの距離
・最寄り駅からの距離
・火葬場からの距離
・親族控室の有無と広さ
・バリアフリー対応の有無
・ご遺体の安置が可能かどうか
・全宗派で利用可能かどうか
・ご遺族の宿泊が可能かどうか
・シャワーまたはバスルームの有無など
これらの判断材料がありますので、葬儀社に確認して最適な会場を決めましょう。
花葬の場合 |
■葬儀日程や会場にご希望がある場合は遠慮なくお申し付けください。
■葬儀場と火葬場のご予約などは全て花葬が代行して行います。 |
9)喪主の決定
葬儀社との打ち合わせで、葬儀の形態、日程と場所を決めるのと前後して、「喪主」を決める必要があります。「喪主」は誰が務めるかというと、法的なルールなどはありませんが、地方によって様々な慣習がありますので、葬儀社に確認しましょう。一般的には「血縁者が喪主を務める」ということになっていますが、故人様が遺言で喪主を指定している場合などは、それに従う事になります。
また、「喪主」の役割とは、簡単に申し上げると「葬儀の主催者」ということになりますが、「葬儀に関する全てを判断して決める」ということです。先述した葬儀の形態(どのような葬儀にするか)や日程・場所(会場)をはじめ、葬儀の予算、お料理の内容、ご供花やご供物の内容、お礼状、香典返しの内容に至るまで、様々な内容を決めます。勿論、葬儀の最中で必要に応じてご挨拶や参列者の対応などもしていただくことになります。
①葬儀の規模(会葬者の人数、部屋の広さなど)
②葬儀の内容(どのような葬儀にしたいか)
③葬儀の場所
④葬儀のご予算
⑤訃報の連絡
⑥遺影の準備
⑦弔辞の依頼
⑧喪主の挨拶
⑨お料理の内容
⑩ご供花やご供物の取りまとめ
⑪お礼状の内容
⑫お香典返しの内容など
「こんなに色々やらないとういけないとは、喪主は大変だなぁ…」とご心配になられるかもしれませんが、ご家族をはじめ、ご親族の皆さんもお手伝いしてくれますし、葬儀社も様々なサポートをしてくれますので、全員で協力して準備や当日の運営を進めましょう。
2.予算に合わせた葬儀プランの決定
喪主を決め、葬儀の形態や日程と会場などが決まれば、次はいよいよ「葬儀の中身」を決めていきます。皆さんも、ホームページなどをみてご存じかと思いますが、「葬儀の中身」の事を通称で「葬儀プラン」と言います。葬儀社の言う「葬儀プラン」とは、定額で、葬儀に必要な様々なサービスや物品をセットにしたものです。近年では、多くの葬儀社で、この「葬儀プラン」を用意しており、一般的には葬儀費用の総額で「松・竹・梅」に分かれている事が多いようです。
この「定額」という点がポイントで、ご遺族の「ご予算」と「定額の金額」にどれくらい差異が生じるかによって、「葬儀プランの松竹梅」を選択していきます。例えば、次のような内容になっています。
・「松プラン」…高額プランで「30品目」のサービスや物品が付いている
・「竹プラン」…普通プランで「20品目」のサービスや物品が付いている
・「梅プラン」…低額プランで「10品目」のサービスや物品が付いている
このように、金額によってセット内容が変わってきますので、ご予算に合わせて葬儀プランをご検討いただくことになります。
花葬の場合 |
■花葬でも安心してご利用いただける「4つのセットプラン」をご用意しており、明朗会計で余計な追加料金が一切かからない、業界最安値級の価格を設定しておりますので、ご利用いただいた皆様から大変好評です。
■花葬では葬儀専門のプロが様々なアドバイスやご提案を行いますので、故人様の生前のご意向やご遺族のお考えを踏まえ、悔いのないプラン選択を行ってください。 |
3.オプションについて
また、元々付属しているサービスや物品以外に「オプション(ご希望者のみの選択式)」メニューも複数用意されている場合が多いので、具体的な中身は葬儀社に確認してみてください。
具体的には、葬儀でお出しするお料理や返礼品(お香典返し)はオプション対応です。先述した「お寺さんの紹介費用」も別途オプションです。葬儀が終わって「良いお葬式だったね」と、満足していただけるよう、「プラン費用」と合わせて、「オプション費用込み」の「葬儀費用の合計」を事前に確認するようにしましょう。
花葬の場合 |
花葬では、満足のいく葬儀を実現していただくために「事前相談」や「お見積り対応」を行っています。事前に葬儀内容や費用をある程度確定しておくことで、いざという時に慌てることなくスムーズに葬儀を執り行うことができますので、お気軽にご相談ください。
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