2.横浜市戸塚区の補助金制度の詳細

2-1.葬祭費

国民健康保険の加入者とその扶養家族、または後期高齢者医療制度の加入者が死亡した際の葬儀に支払われる制度。

 

●支給額：5万円

 

【申請に必要な書類】

・被保険者証

・葬祭費用の領収書など（葬儀を行ったことがわかるもの）

・葬祭を行った方の振込先金融機関、口座番号などの控え

・葬祭費を申請人以外の口座に振り込む場合のみ、申請人の印鑑が必要

 

●期限：葬儀を行ってから2年以内

 

●問い合わせ先：戸塚区保険年金課保険係

※詳しくはこちら⇒葬祭費：横浜市

※申請は、亡くなった方の区で行う必要があり、葬儀を行った方など申請者のお住まいの区ではありません。

 

2-2.社会保険の埋葬料　家族埋葬料

組合健保や協会けんぽなど社会保険の被保険者の葬儀の際に支給される制度。

被保険者が養う家族が亡くなった場合には、家族埋葬料が支給されます。

 

●支給額：5万円（埋葬料、家族埋葬料）

 

●期限：葬儀から2年以内の期限が多い。

（加入する社会保険によって異なる）

 

●問い合わせ先：加入する社会保険

 

2-3.社会保険や共済組合の埋葬費

埋葬料の申請資格のある方がいない場合に、葬儀を行った方に支給される制度。

 

●支給額：5万円を支給上限額とし、実際に埋葬にかかった金額が支払われます。

 

●期限：葬儀から2年以内の期限が多い。

（加入する社会保険によって異なる）

 

●問い合わせ先：加入する社会保険や共済組合

 

●埋葬料と埋葬費の違い：

違いは、埋葬を行う方の生計が亡くなった方（被保険者）によって維持されていたかどうかという点にあります。埋葬料は、亡くなった方が埋葬を行う方の生計を維持していた場合に支給され、埋葬費は、亡くなった方が埋葬を行う方の生計を維持していない場合、つまり、遺族などではない第三者などに支給されるものです。

 

2-4.共済組合の埋葬料　家族埋葬料

国家公務員共済組合や地方公務員共済組合、私立学校教職員共済などの埋葬に支給される制度。

 

●支給額：5万円（埋葬料、家族埋葬料）

 

●期限：葬儀から2年以内の期限が多い。

（加入する共済組合によって異なる）

 

●問い合わせ先：加入する共済組合

 

2-5.葬祭扶助

生活保護を受けていた故人や生活保護を受けている遺族などに支払われる制度。

 

●葬儀形式：直葬（火葬式）

※必要最低限の葬儀になります。

 

●支給額：

10歳以上は225,530円、10歳未満は179,230円と定められ、これを基準に各自治体が上限金額を設定。

3.横浜市戸塚区の葬儀で補助金制度以外に費用を抑える方法とは？

補助金制度の活用以外にも、葬儀費用を抑える方法はあります。家族や自分が亡くなった時のために準備できることを紹介します。

横浜市戸塚区で一般葬以外の葬儀形式を選べば、費用を抑えることができます。最近では葬儀の形が多様化し、家族葬や一日葬、直葬などを選択する人も増えてきました。一般葬にこだわらず、規模の小さな葬儀を選ぶと、参列者の数も少なくなり、葬祭ホールも小さいもので済みます。また、お花などの装飾を控えめにし、通夜振る舞いや精進落としなどを省略すれば、費用をある程度抑えられます。

同じ葬儀形式でも葬儀社のプラン内容によって費用が大きく異なります。特にオプションには注意が必要です。オプションを必要以上に付けてしまうと、費用が高額になるため、必要かどうか内容をじっくり検討しましょう。

選ぶ葬儀社によっても費用が大きく異なるため、注意が必要です。

できるだけ良心的な価格の葬儀社を選びましょう。費用を抑えたいことを伝えた際に、葬儀社のスタッフがどこまで予算の相談に乗ってくれるかどうかをしっかりと比較して見極めましょう。

また、葬儀社を選ぶ時は価格だけでなく、サービス内容やスタッフの対応などを総合的に判断する必要があります。

補助金制度以外に、故人が入っていた保険が適用できる場合もあります。保険を適用させるには、まず書類などを整理し、故人が生前にどのような保険に入っていたのかを確認する必要があります。

保険金が下りるタイミングが必ずしも葬儀のタイミングと同じとは限りません。その場合は、保険金の受取人、または家族などが一時的に葬儀費用を立て替える必要があります。

保険内容を確認する時は申請からどのくらいの期間で保険金が振り込まれるのかを保険会社に確認しましょう。

また、自分自身が保険に加入している場合、加入する保険会社や保険名、保険内容、申請方法などをエンディングノートにまとめておくと、いざというときに便利です。残された家族のためにこのような準備をしておくことも大切です。

3.まとめ

横浜市戸塚区の補助金制度には、葬祭費や社会保険の埋葬料、家族埋葬料、共済組合の埋葬費、家族埋葬料、葬祭扶助などがあります。

他にも葬儀形式を工夫し参列者の数を抑えて葬儀規模を小さくする、良心的な価格の葬儀社を選ぶなどによって、葬儀費用を大きく節約できます。

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