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コラム本文

葬儀において、火葬場のマナーは意外と知られていないことも多いものです。葬儀当日は、慌ただしく過ぎていくことが予想されるため、火葬場のマナーや骨上げの流れなどについて予め把握しておきたいところです。

今回は、火葬場の持ち物や控室での過ごし方、骨上げの流れなど、火葬を徹底ガイド。是非ご覧になってください。

1.火葬場への持ち物リスト

遺族が火葬場へ行く際に必要な持ち物を以下に記載しています。

 

「火葬埋葬許可証」は、死亡届を役所に届け出た際に渡されるものです。「火葬埋葬許可証」がないと火葬ができないため、必ず持参しなければなりません。また、ハイヤー、タクシー、マイクロバスの運転手への心づけが必要になるかどうかは、地域やしきたりなどによっても異なります。分からない場合には、事前に葬儀社に確認しておくとよいでしょう。

 

火葬埋葬許可証

・位牌、遺影

・骨壺

・ハイヤー、タクシー、マイクロバスの運転手への心づけ

・飲料、茶菓子(火葬場への売店で購入しない場合のみ持参)

・数珠

・ハンカチ

2.火葬場の控室での過ごし方

棺が炉に入ったのを見送った後は、控室で火葬が終わるまで待機します。火葬にかかる時間は、およそ40分~2時間程度です。

 

控室では、遺族または葬儀社が手配したお茶菓子や飲み物を飲みながら待つケースもあります。大声で話すことや大きな声で笑うことはなく、静かに待ちましょう。待ち時間に遺族や親族に、精進落としなどへの参加の有無を伝えておくのもよいです。

3.火葬の流れ

ここからは、一般的な火葬の流れを見ていきましょう。

 

①出棺

葬儀後に出棺し、火葬場へ移動。出棺時に喪主は、挨拶をします。そして、喪主が位牌を持ち、遺族が遺影を持ちます。一般的に火葬場へ移動するのは、遺族や親族、故人と深い親交のあった人などであり、参列者の全員が火葬場へ行くことは少ないでしょう。

 

②火葬埋葬許可証の提出

火葬埋葬許可証を火葬場に提出します。火葬埋葬許可証は、死亡届を役場や役所に提出することで、発行される書類です。

 

③納め式

棺を火葬炉の前に安置し、納め式を行います。僧侶が読経を行い、遺族から順に焼香をします。

 

④火葬

火葬の間は、控室などで待機します。

 

⑤骨上げ

火葬が終わると、骨上げを行います。

4.骨上げの流れ

ここからは、一般的な骨上げの流れを見ていきます。

 

①火葬が終わり、館内にアナウンスが流れたら、収骨室へ向かいます。

 

②遺族による遺骨の確認の後、骨を骨壺に入れる「骨上げ(こつあげ)※骨揚げとも書きます」の儀式を行います。

 

③2人1組になり、喪主から順に専用の長いお箸を使い、一片の骨を入れていきます。骨を納め終わると、白木の箱に骨壺を入れ、白い布で包みます。遺骨を骨壺に入れるやり方は、地域によって異なります。一例を挙げると、

歯⇒足⇒腕⇒腰⇒背⇒胸⇒頭⇒喉仏(のどぼとけ)

といったように下から上に向かって収骨することが多いようです

 

④骨壺は喪主が持ち帰ります。両手で抱えて持ち帰りましょう。

5.分骨で知っておきたいこと

自宅近くのお墓と故郷のお墓などといったように分骨を希望する場合には、事前に葬儀社に相談しておくことがおすすめ。葬儀社に伝えておくで、分骨容器を手配してくれるなど、分骨がスムーズに行われます。

 

また、火葬場からは、分骨用の火葬埋葬証明書をもらい、納骨後には、お墓のある霊園やお寺の管理者に「分骨証明証」を発行します。

6.本記事のまとめ

いかがでしたでしょうか?

火葬場には、火葬埋葬許可証を持参する必要があり、骨上げは、二人一組で行うものです。火葬場や骨上げの流れを理解し、いざという時の葬儀に慌てずに備えていきたいものです。

 

横浜市や川崎市の葬儀にお悩みの方は、弊社へお気軽にご相談ください。弊社は、地域密着型の葬儀社であり、安心の低価格を実現しています。

 

花葬クラブにて無料相談も承っておりますので、まずは弊社へお客様のお悩みをお聞かせください。弊社スタッフがご要望にお答えし、安心の葬儀を実現いたします。

7.筆者のプロフィール

 

㈱花葬は、現代表の大屋徹朗(※平成21年9月30日に「葬祭ディレクター1級」を取得)が、大手葬儀社の営業時代に感じた『もっと低価格でご遺族の気持ちに寄り添ったご葬儀サービスを提供したい』との思いから、2017年に川崎市中原区で創業した葬儀社です。2021年10月で創業5年目を迎えますが、2021年5月末現在、横浜市・川崎市で既に1.500件以上の葬儀提供実績があり、おかげ様で多数のメディアでも取り上げられております。

 

現在、川崎フロンターレの公式スポンサーを務めており、両者と地域貢献活動でも連携を取っております。その取り組みが評価され、2020年、2021年に社会貢献が川崎市より評価され、表彰を受けました。また、2021年より「SDG.S 川崎市ゴールドパートナー」としても認定されています。

 

弊社では、可能な限りお客様のご要望を叶えるための柔軟な葬儀プランと併せて、川崎市の公営斎場(かわさき南部斎苑、かわさき北部斎苑)と横浜市の公営斎場(横浜市戸塚斎場、横浜市久保山霊堂、横浜市南部斎場、浜市北部斎場)を利用することで、出来るだけ葬儀費用を安くするご提案を実施しております。

 

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