川崎市で最近急増中の家族葬とは、家族や親族を中心にした一般の会葬者を呼ばない小規模の葬儀の通称です。参列者が30人以内で執り行われることが多いようです。

お通夜は、本来家族や親族など親しい人たちのみで集まって故人様と最期の夜を過ごすためのものでした。一般の会葬者を迎える告別式とは分けられていました。

近年では、通夜は家族や親族のみ、告別式は一般の会葬者のため、というのは曖昧になり通夜にも一般の会葬者を迎えるようになってきました。

家族葬の場合は、一般の会葬者を迎えることが基本的にありませんので、通夜と告別式を分ける必要がありません。故人様と親しい方々のみですから、通夜なしの家族葬でOKなのです。

最近は、通夜なしで葬儀を一日で済ませる家族葬が増えてきました。この形式は一般会葬者の対応に追われることなく、故人様とのお別れの時間をゆっくりとれるため、川崎市でも人気の高い葬議の形式になってきています。

では、通夜なしで執り行う家族葬とはどのようなものでしょうか。

それでは、川崎市で通夜なしの家族葬を執り行う時に必ず考えておかなければならないことは何でしょうか？

ここでは要点を３つに絞って解説します。

葬儀規模を考える

川崎市で通夜なしの家族葬を執り行う場合、葬儀にかかる費用を算出するため葬儀の規模を事前に考えておくことが大切です。以前は自宅や町内会の集会場等で、ご近所の方々の助けを借りて行うのが一般的な葬儀の形だった時もありました。

最近では、地域の結びつきが希薄になっており、自宅での葬儀も家族の負担が大きくご遺体の安置や搬送も大変になるため、葬儀場にて執り行われるのが一般的になりました。川崎市のような都市部ではなおさらでしょう。

そのため、川崎市で家族葬を通夜なしで執り行うことに合った場所、葬儀場を事前に予約することが大切です。予約は葬儀社にお願いできますが、葬儀規模は葬儀社との打ち合わせでも必要になるでしょう。

一般的には家族葬は30人以下の葬儀規模になることが多いです。故人様と親しい友人に参列してもらう場合はそれ以上の人数になるケースもありますが、それほどの人数にはならないケースがほとんどです。

故人様の訃報を知らせる際に、家族葬で執り行うので「参列は辞退します・遠慮します」とあれば一般の参列者は家族葬には参列されないでしょう。この方法により、ある程度の葬儀規模を確定することが出来ます。

親族に予め相談しておく

家族葬で通夜なしの場合は、１日で執り行われますのでご遺族やご親族の日程調整が難しいこともあります。特に、遠方の方や仕事をお持ちの方は通夜式か告別式のどちらかの参列を選べたのが１日になってしまい、葬儀自体への参列が難しくなってしまうでしょう。そのためできるだけ事前に、参列者の予定を考慮して日時を決める必要があります。

ご遺族やご親族の中には、従来の一般葬を希望される方もいます。通夜なしの家族葬は、ご高齢の方などにまだまだ浸透していない葬儀形式です。家族葬の通夜なしを希望する時は、理解を得るためにまず周囲に相談することが大切です。

菩提寺がある場合は、お寺にも事前に許可を得ておくといいでしょう。お寺によっては、従来通り、通夜式・告別式の形式を踏襲されるところも少なくありません。

通夜なしの家族葬を希望する際はトラブルにならないよう、ご親族やお寺との事前の相談が大切です。

葬儀にかかる費用を算出しておく

葬儀規模がある程度確定し、参列者の家族葬を通夜なしで執り行う家族・親族の理解が得られれば次に、葬儀にかかる費用を算出しましょう。

通夜なしのため、通夜式にかかる会場費や通夜振る舞いの費用、参列者への返礼品は基本かかりません。また、通夜なしのため宿泊代もかかりません。

基本的な費用ものとしては、斎場・火葬場利用料、祭壇（花代を含む。）、棺、遺影、搬送費などが葬儀の一式となります。

香典については、家族葬を通夜なしで行うため、家族葬に参列する家族と親族と一部親しい友人の方が持参されます。参列者は香典不要とされる場合は、香典収入は外されます。

葬儀社との打ち合わせの際に、見積書を出してもらいますが、一括の費用ではなく、項目ごとに何がいくらかかるのか、しっかりとした見積書をお願いしましょう。料金設定が不透明で、一括で費用を請求してくる葬儀社は信頼できません。葬儀終了後に思いもよらない追加費用を請求してくる葬儀社もあります。

川崎市の家族葬を通夜なしで行うには、「かわさき北部斎苑」と「かわさき南部斎苑」の２つの公営斎場がおすすめです。公営斎場は民営斎場に比べて利用料金が安く、葬儀から火葬までを同一斎場で行えるのが特徴的です。

家族葬の際にマイクロバスや霊柩車を用意することなく、無駄な費用を削減できます。また、ご高齢の方や車イスなどの移動の負担を軽減できます。

川崎市の公営斎場のため、川崎市民には費用面で大きなメリットがあります。

「かわさき北部斎苑」は高津区にあり、JR津田山駅から徒歩７分とアクセスが非常にいいです。「かわさき南部斎苑」は川崎区にあり、JR川崎駅からバスが出ています。

葬儀社によっては、公営斎場を利用していない葬儀社もあります。川崎市内の公営斎場を利用したい場合は、まずその旨を葬儀社に伝え、利用できるかどうかを葬儀社に確認する必要があります。

「かわさき北部斎苑」の詳細

「かわさき南部斎苑」の詳細

この２つの川崎市の公営斎場の葬祭ホールは、川崎市民の場合50人収容で22,500円、25人収容で半額の11,250円となっており、小規模の家族葬は50人の収容人数であれば充分でしょう。

また、火葬場は12歳以上が6,750円となっています。

葬祭ホール、火葬場ともにリーズナブルな料金設定が魅力です。
川崎市内と川崎市外では、葬祭ホールの利用料金は３倍も違ってきます。
火葬場にいたっては約７倍から９倍も違ってきます。

葬祭ホールの利用料金

火葬場の利用料金

従来通り、川崎市の家族葬でも通夜式・告別式を二日間かけて執り行う形式を選ばれる方もいらっしゃいます。通夜をすべきかどうか迷った場合は両方を比較検討してみましょう。

通夜なしの家族葬のメリット・デメリットを整理する

通夜なしの家族葬のメリット

通夜を執り行う家族葬の場合は、葬儀は２日間かけて行うため、通夜なしの家族葬になると１日になるので葬儀費用を抑えることができます。

通夜式を行わないため、そのための会場費や会葬者への通夜振る舞い、返礼品の費用はかかりません。

通夜を執り行えば、遠方からの参列者は翌日の告別式のため宿泊が必要になります。通夜なしの家族葬で１日短縮すれば宿泊費用はかかりません。遠方でも日帰りができるので、参列者でご高齢の方が多い場合には精神的・体力的な負担もかなり軽くすることができるでしょう。

通夜なしの家族葬のデメリット

通夜なしの家族葬は１日のみで葬儀を執り行うため、当日に仕事等の都合でどうしても参列できない方が出てきます。

通夜式と告別式があれば、参列者はどちらかに参列すればいいので日程のやりくりができたのですが、葬儀自体に参列できないことになってしまいます。

葬儀社や会場施設によってですが家族葬は１日で終わりますが、会場設営の都合上準備を前日からしなければならないため会場費用が２日分かかってしまうことがあります。

通夜なしのため故人様と最期の夜を過ごすことなく、１日で執り行うためどうしても故人様と家族・親族とのお別れの時間が短縮されてしまうということもあります。

また、寺院の檀家になっているご家族の方は、菩提寺によっては従来の葬儀形式を重視するため一日葬が理解を得られず、許可が得られない場合があります。

葬儀社に相談する

それでは、川崎市で家族葬を通夜なしの１日で執り行うためには、どうしたらいいでしょう。

大切な方を亡くしたばかりで、各方面に事前に色々な調整をすることはご遺族や喪主様には非常に負担がかかるのが現実です。

こういう場合は、川崎市の葬儀事情に精通した地元の信頼の厚い葬儀実績のある葬儀会社に早めに相談することをおすすめします。

各方面への調整はもちろんのこと、葬儀場の確保から行政への届け出の代行や業者への手配を依頼できます。

葬儀についての様々な疑問点や様々な的確なアドバイスを受けることが出来ます。

川崎市で通夜のない家族葬を執り行うこと場合、地元川崎市で葬儀実績の豊富な葬儀社を選ぶことをおすすめします。通夜なしの家族葬の費用を抑える場合には、川崎市の公営斎場を利用する葬儀社を選ぶことです。

葬儀社によっては、川崎市の公営斎場を利用しない葬儀会社もあります。

花葬は、川崎市などで葬儀実績が豊富な地域の口コミNO.1の葬儀社です。

口コミでも丁寧な対応から３冠を達成するなど、川崎地域での地元の方から信頼の厚い葬儀社です。

花葬は「もっと低価格でご遺族の気持ちに寄り添ったご葬儀サービスを提供したい」との思いからスタートした葬儀会社です。
通夜のない家族葬でも川崎市の公営斎場を利用し、無駄を一切省いた、必要なものだけを厳選したご葬儀を提供しております。

弊社スタッフは、誠心誠意お客様に尽くし、ご遺族の心に寄り添った家族葬を徹底的にサポートして参ります。

川崎市の通夜のない家族葬でお悩みの方は、是非お気軽に弊社までご相談ください。