2020/07/07
葬儀の準備 依頼する葬儀社を決める
川崎の低価格葬儀専門の(株)花葬です。本日は、「葬儀の準備」に関するお話を掲載します。
故人の意思を大切にイメージに合う葬儀を執り行いたいものです。費用や規模、イメージやスタイルに合った葬儀を行うためにも、業者選びは慎重になります。親族や知人からの口コミ、自分が参列した葬儀社の葬儀など見聞きした情報があれば、信頼できる業者が見付かります。さらに比較検討したい場合には、それぞれの特色を判断材料にしてみましょう。
1.葬儀社のサービス一覧
葬祭業者は大きく分けて、葬儀社(専門業者)、互助会、JA、生協など(墓石会社、仏壇仏具会社など)の4種類があります。
葬儀を行う場所は、1999年には自宅38.9%・葬儀専用式場30.2%に対して、2014年には自宅6.3%・葬祭専用式場81.8%(※残りお寺、教会など)を利用していることから、大多数が上記のいずれかの葬祭業者主導でお葬式を行っていることが分かります。
その中で一番利用の割合が多い(※許認可・届け出制でないため正確な数字ははっきりしません)と言われている葬儀社では以下のサービスを受けることができます。
・ご遺体の搬送、安置
・式場の設営、飾り付け、受付の設営と祭壇、枕飾り
・備品、仏具などの提供、貸出
・式場への案内設置
・火葬場の予約、車両の手配とスタッフ同行
・役所への申請・届け出の代行
・料理、供花、花輪、茶菓子・飲料、返礼品、喪服などの手配
・通夜、告別式の司会
・死亡通知書の作成
・会葬礼状の作成
・納棺
・僧侶の手配
・棺、骨壺の用意
・香典返しの手配
・仏壇、墓地の紹介
・名七日法要の準備
・葬儀の後片付け
など多岐に渡ります。
2.葬儀社選びのポイント
葬儀を専門に扱う葬儀社では、きめ細かいサービスを受けることができます。突然やってくる葬儀は、短い準備期間に決断しなければなりません。後悔のない、失敗のないように葬儀を執り行うには、以下のポイントに留意しましょう。
・地域密着型
地域に根差す葬儀社の魅力は、地方の慣習に詳しいことです。柔軟な対応を心掛け、一つ一つの葬儀を丁寧に執り行います。
・大手の葬儀社
はじめて葬儀をする人が近寄りやすいイメージがあるようです。
・資格保持者
厚生労働省認定審査制度「葬祭ディレクター」などの業界が取り組んでいる資格を持った人がいるか。安さだけを売りにしている業者の中には、葬儀ブローカーと呼ばれる斡旋業者がいます。トラブルが多いので注意が必要です。
・相談しやすいか
病院からの紹介だから、何も分からないのでと、葬儀社に白紙委任する必要はありません。分からないことは納得いくまで説明を求めてください。世間体、見栄、素人判断は「こんなはずではなかった」と後悔します。無理のないように、心掛けてください。
・見積書は必ずもらう
〇〇万円で全部しますなど口約束で依頼しないことです。見積書には各項目の内容(数量・単価・金額)の記載があるのか、追加、別途料金、変動費は何なのか、明確にしてください。信頼できる家族2人以上で交渉しましょう。
・家族と話し合っておく
エンディングノートなどで自分の希望を家族に伝えておく。言い出しにくい事柄ですが、普段からの会話がいざというときに大きく役立ちます。
・スタッフの対応
病院からの紹介から急ぎで葬儀社にお願いしても、葬儀を全部お願いする必要はありません。搬送、安置までお願いして、あとは検討しても間に合います。ご遺体の扱い、説明の丁寧さ、誠実さは後々の葬儀に不可欠な要素です。
葬儀はやり直しができません。失敗しないためにも、いざというときの葬儀社選びの参考にしていただければ幸いです。