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家族葬の費用はどれくらい?内訳、流れ、費用

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コラム本文

「身内が家族葬を望んでいる」「終活の一環として家族葬について知っておきたい」という声が少なくありません。

家族葬は費用が安いというメリットがあり、一般的な葬儀に比べると3~5割ほど安い傾向にあります。

この記事では、家族葬の特徴やメリット・デメリット、費用の内訳や費用をおさえる方法まで解説します。ぜひ役立ててください。

1.家族葬とは

家族葬とは、家族や親族、友人など、近親者だけで故人を送る小規模な葬式のことです。一般的な葬式と同様に、お通夜・告別式といった儀式はあるものの、参列者の数が少ないことが特徴です。これまで家族葬が行われていたのは主に都市部でしたが、近年では家族葬を執り行う割合は全国的に増加しています。

 

家族葬のメリット・デメリット

少人数で故人を送る家族葬には、どのような特徴があるのでしょうか。ここでは、家族葬のメリット・デメリットについて、わかりやすく解説します。

 

■家族葬のメリット

家族葬は、一般的な葬儀と比べて小規模な葬儀になります。葬儀の形式は比較的自由で、故人や遺族の意向をくんだ葬儀を行いやすいことが家族葬のメリットです。また、小規模のため葬儀費用をおさえられる、香典返しなどが少なくてすむ点も家族葬が増えている理由です。

 

規模や費用を最小限で済ませられる家族葬は、遺族の精神的・経済的負担が軽減し、故人とゆっくりお別れできる葬儀であるとも考えられます。

 

■家族葬のデメリット

家族葬のデメリットは、参列者が限られることです。故人の知人・友人であっても参列できない場合があり、お別れを伝えたかった人たちから不満が出る可能性があります。また、参列できなかった人が葬儀後に弔問へ訪れることがあり、喪主の負担になるケースも少なくありません。

 

また、盛大な葬儀を望む家族や親族からの理解が得られない場合もあります。家族葬を選択する際は、周囲の理解を得たうえで執り行うことが大切です。

2.家族葬の費用相場は90~100万円程度

家族葬の葬儀費用は90~100万円ほどが相場です。費用には火葬場や葬儀場の使用料などが含まれています。なお、家族葬にかかわる飲食や返礼品といった内容や地域性、葬儀プランなどによって金額は変わります。あくまでも目安として考えておき、詳細な見積もりは葬儀社のWebサイトや担当者へ問い合わせるようにしましょう。

 

一般的な葬儀相場との違い

一般的な葬儀の平均費用は150万円ほどです。家族葬は、一般的な葬儀の費用よりも3割~5割ほど安い傾向にあります。費用がおさえられるのは、近所の人や会社関係者などに告知する必要がなく、式場や祭壇の大きさなどが最小限で済ませられるためです。費用に違いがある分、一般的な葬儀にある供花や返礼品などが、家族葬ではオプションになる場合もあります。

3.家族葬の流れ

家族葬では故人を自分たちなりの計画で送ることができます。ここでは、家族葬の一般的な流れを解説します。

 

1日目(亡くなった日)

亡くなった当日は、医師による死亡確認ののち、その後の手続きに必要となる公的書類・死亡診断書などを出してもらいます。手続きを行う間に、故人の身体を整えたり、病院の治療費・入院費の支払いを済ませたりします。

 

葬儀社と連絡をとり、病院からの搬送先や葬儀方法、日時、場所などを打ち合わせます。葬儀に呼ぶ人数や家族の都合なども、この時に確認します。また、葬儀に参列してもらう親族や友人に連絡するとともに、葬儀に呼ばない人への会葬辞退の案内状を送ります。

 

2日目(通夜)

家族葬の場合は通夜を行わない「一日葬」もありますが、ここでは通夜を行う際のスケジュールについて解説します。亡くなった翌日、家族は故人と対面した後に、通夜の式次第などについて確認し、通夜の開始を待ちます。開式の時間になったら参列者を迎えて故人を偲びます。

 

通夜を終えたあと、親族や会葬者とともに食事をとります。ビュッフェ形式の食事が一般的ですが、食事の代わりに食事のカタログギフトなどを渡すケースもあります。

 

3日目(告別式)

3日目は告別式です。家族は午前中の内に葬儀場へ移動して、式次第などを確認します。親族・参列者の到着を待ち、告別式を行います。近年は、遠方からの参列者の都合を配慮して、告別式と初七日を同時に行うケースも多いです。

 

また、告別式の後、火葬場でご遺体を火葬している間に昼食をとることもあります。火葬場から帰宅したら自宅に小型の祭壇を設置して、遺骨を安置します。

4.家族葬にかかる費用の内訳

家族葬にかかる費用にはどのような項目があるのでしょうか。ここでは、家族葬の費用の内訳について解説します。

 

基本的に必要な費用

 

葬儀一式

家族葬の費用とされるのは、故人の遺体管理や安置の費用のほか、葬儀場で必要となる費用、出棺・火葬に関する費用などです。詳しい内訳は以下の通りです。

 

<故人の遺体管理や安置に関する費用>

・搬送費

・ドライアイス代

・御寝棺代

・納棺費

・枕飾り代

・後飾り代

 

<葬儀場に関する費用>

・葬儀場使用料

・祭壇料

・遺影写真代

・宗教備品代

・門表看板代

・案内看板代

・生花装飾料

・セレモニースタッフ代

・司会代

 

<出棺・火葬に関する費用>

・霊柩車使用料

・マイクロバス使用料

・ハイヤー使用料

・火葬料

・収骨容器代

 

費用の大半は葬儀社のセットプランに含まれています。プランは各社で異なり、有料オプションとして追加するものもあります。セットプランの内容は申し込み前にきちんと確認しておくようにしましょう。

 

必須ではない費用

 

寺院に関する費用

僧侶を呼んで仏教形式で家族葬を行う場合は、寺院に関わる費用が別途かかります。無宗教葬にする場合は、これらの費用はかかりません。

 

<寺院に関わる費用>

・お布施代

・御膳料

・お車代

 

お布施代には、通夜・告別式における読経料や故人の戒名料などが含まれます。戒名には階級があり、階級によって金額が変わります。一般的な戒名である「信士・信女」は30万円程度から、最も位の高い「院居士・院大姉」は100万円程度かかる場合もあります。

 

飲食費

葬儀の参列者に料理をふるまうのは、「通夜ぶるまい」などと呼ばれる通夜後と、葬儀後の2回です。最終的な参列者数を確定できない通夜後には大皿料理で、火葬場に同行する人数を確定できる葬儀後には懐石料理などを用意するのが一般的です。家族葬の場合は料理を用意しないケースもあります。

5.家族葬の費用をもっとおさえる方法

一般の葬儀より比較的安価な家族葬ですが、費用をもっとおさえる方法があります。ここでは、費用をおさえるためのポイントを解説します。

 

オプション費用を見直す

オプションとして用意されたものは、追加しただけ料金がかかります。セットプランなどを利用して家族葬を依頼する場合は、プランやオプションを必要最低限にすることで、葬儀に関する費用をおさえられます。

 

家族葬に際しては、道案内板や会葬礼状などが不要な場合もあります。無宗教であれば読経や戒名も不要です。

 

移動は自家用車などを利用する

家族葬は参列者が少ないため、自家用車で移動することも費用をおさえる方法です。故人の家族や親族が各自で自家用車を利用すれば、マイクロバスやハイヤーなどを手配する必要がなくなります。

 

葬祭給付金を受給する

葬儀費用をまかなうため、自治体で用意している葬祭給付金を受給することもできます。ほとんどの自治体では、国民健康保険もしくは後期高齢者医療保険に加入していた人を対象に、1~7万円ほどの葬祭給付金制度を設けています。加入者の死後、2年以内に自治体に申請しましょう。

 

川崎市での受給方法

川崎市は、国民健康保険加入者もしくは後期高齢者医療保険の加入者1人につき、5万円を葬祭給付金として支給しています。申請の際に必要なものは、故人の被保険者証と葬儀を行ったと確認できるもの(葬儀費用の領収書など)、振込先金融機関の口座番号などの控えなどです。振込先金融機関は、葬儀を行った人の名義を指定する必要があります。

 

申請は故人が住んでいた区の区役所保険年金課 国保給付・医療費助成係で手続きとなります。

 

横浜市での受給方法

横浜市は、国民健康保険加入者もしくは後期高齢者医療保険の加入者1人につき5万円を葬祭給付金として支給しています。申請の際に必要なものは、申請者の本人確認書類と朱肉を使用する印鑑、喪主だと確認できる書類(葬儀社の領収書や請求書など)、振込先金融機関の口座番号などの控えもしくは預・貯金通帳などです。

 

申請は葬儀を行なってから2年以内に、故人が住んでいた区の区役所保険年金課で手続きとなります。

 

生前に予約をする

家族葬の費用をおさえたい場合、生前予約をしておくこともひとつの方法です。生前予約をすることで、セットプランの割引やキャッシュバックなどを利用できる葬儀社もあります。事前に葬儀社に相談しておくこと、故人の意向に沿った葬儀をしたい、実際の葬儀費用を知りたいといった場合にスムーズになります。

 

地域密着の葬儀社を選ぶ

地域に密着した葬儀社を選ぶことも、葬儀費用をおさえる方法です。地域密着型の葬儀社は、親身な対応だけでなく、価格面での相談もしやすい会社が多いです。地域密着型の葬儀社は口コミに大きく左右されます。長年続いている葬儀社は、良質な葬儀を割安な価格で提供している証拠です。

6.家族葬は信頼できる地域の葬儀社へ

家族葬は遺族の負担を少しでも減らし、じっくりと故人とお別れができる葬儀のスタイルです。家族葬を希望する場合は、事前に相談しやすく、信頼のおける地域密着型の葬儀社に依頼するのが安心です。

 

花葬は、川崎市横浜市を対象に、きめ細かいフォローで対応する葬儀社です。日本最大規模の口コミサイトで1位を、葬儀社の格付け認証でも最高位(5つ星)を獲得しています。

 

厚生労働省認定の「1級葬祭ディレクター」が在籍しており、家族葬のご相談も承っています。家族葬をご検討中の方は、まずは資料請求からお問い合わせください。

 

 

 

 

7.筆者のプロフィール

 

㈱花葬は、現代表の大屋徹朗(※平成21年9月30日に「葬祭ディレクター1級」を取得)が、大手葬儀社の営業時代に感じた『もっと低価格でご遺族の気持ちに寄り添ったご葬儀サービスを提供したい』との思いから、2017年に川崎市中原区で創業した葬儀社です。2021年10月で創業5年目を迎えますが、2021年5月末現在、横浜市・川崎市で既に1.500件以上の葬儀提供実績があり、おかげ様で多数のメディアでも取り上げられております。

 

現在、川崎フロンターレと川崎ブレイブサンダースの公式スポンサーを務めており、両者と地域貢献活動でも連携を取っております。その取り組みが評価され、2020年、2021年に社会貢献が川崎市より評価され、表彰を受けました。また、2021年より「SDG.S 川崎市ゴールドパートナー」としても認定されています。

 

弊社では、可能な限りお客様のご要望を叶えるための柔軟な葬儀プランと併せて、川崎市の公営斎場(かわさき南部斎苑、かわさき北部斎苑)と横浜市の公営斎場(横浜市戸塚斎場、横浜市久保山霊堂、横浜市南部斎場、浜市北部斎場)を利用することで、出来るだけ葬儀費用を安くするご提案を実施しております。

 

お陰様で、弊社はご利用いただいた皆様からの評価が非常に高く、「ご紹介」や「リピート」でのご依頼が半数を占めます。これからも『ご遺族の気持ちに寄り添ったご葬儀サービス』をモットーに、高品質な葬儀サービスのご提供に努めて参ります。

 

 

運営会社:株式会社花葬

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