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家族などごく親しい人で送る葬儀が、家族葬。家族葬は、身内しか参列しないといったケースが多いといえます。そして、友人や知人などは香典を渡してもよいのかどうか、また、家族は香典を辞退してもよいのかどうかなど、家族葬の香典についての悩みは多いものです。
今回は、横浜市の家族葬の香典マナーについて解説。遺族、参列者それぞれの立場でのマナーを説明していますで、ぜひ参考にしてみてください。
横浜市の家族葬で香典を辞退する場合、遺族は、その旨を事前に周囲の人に知らせておく必要があります。
実際に、家族でゆっくりと故人を偲びたい、香典返しの手間がかかってしまうなどの理由から、家族葬の香典を辞退されるケースは多いといえます。
横浜市で家族葬の香典を辞退する際は、訃報や電話などの手段で知らせ、理由は「故人の意志により」などといったものにするのが、最も差し障りがなくよいでしょう。
会社や知人などに訃報で知らせる場合は、以下のような例を参考に文章を作成しましょう。内容には、「故人の遺志により」というものを入れ、失礼のないような文面にします。
例文
〇〇年〇月〇〇日 母享年〇〇歳が逝去いたしました。
故人の遺志により、遺族・近親者のみで家族葬を執り行うことをお知らせいたします。 つきましては、弔問及びご香典・弔電・ご供花などのお気遣いは、辞退させていただきます。 皆様にはご迷惑をおかけしますが、何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。 |
生前親しい付き合いのあった友人や知人などには、香典辞退の旨を電話で伝えるのもよいでしょう。電話で伝える際は、故人の遺志によりといったことを述べ、理解してもらえるよう丁寧に説明します。
特に仲の良かった友人などは、「香典をお渡ししたい。」という強い意志がある方も中にはいるかもしれません。
実際に葬儀場まで来場された場合などは、頑なに拒むのではなく、参列者の意志を尊重し、受け入れる柔軟さも時に必要となります。
では、横浜市の家族葬で参列者が香典を渡す場合のマナーには、どのようなものであるのでしょうか? ここからは、家族葬の香典における参列者側のマナーを解説します。
横浜市の家族葬で香典を渡したい場合には、まず遺族に確認をしましょう。家族葬では、参列者が葬儀を行われていることを知らなかったというケースもあり、後日弔問に伺いたいといったこともよくあることです。香典について尋ねる際は、失礼にあたらないような態度を心掛け、遺族の気持ちを汲み取り、どのようにすべきであるのかを決めていくとよいです。香典を受け取ってもらえる場合には、弔問に伺う日程などを聞き、できるだけ遺族の都合に合わせていくことが大切です。
香典を遺族に受け取ってもらえる場合は、葬儀の後などにご自宅へ弔問に伺って香典をお渡しするのが一般的です。弔問時の服装は、喪服を着用する必要はなく、男性はスーツ、女性はワンピースなどの平服を着用し、カジュアルで派手な服装は避けるとよいです。弔問では「この度は、お悔やみ申し上げます。」などとご挨拶をし、遺族を気遣うような言葉を選んでお話しましょう。また、できるだけ長居することなく、早々に引き上げるのが、マナーとなります。
遠方などに住んでいる方は、ご自宅に弔問して香典を渡すことができないといったケースもあります。こういった場合には、郵送で香典をお送りします。郵送する際は、現金書留を使用するとよいですが、封筒に直接現金を入れないよう注意しましょう。
現金は香典袋に入れ、香典袋の表書きには名前を記載。そして、香典には、お悔みやお気遣いの言葉などを書いた手紙を添えるのもよいです。郵送の際は、香典袋や手紙などを現金書留の封筒に入れて郵送する流れとなります。
香典の代わりに、供花や供物を送るといったケースもあります。しかし、香典と同じく、供花や供物の受け取りも辞退しているという場合もありますので、送る前に訃報などの案内をしっかりと確認することが大切。
供花は、お花屋さんやインターネットなどによる注文も可能ですが、葬儀を受け持つ葬儀社に依頼するのが確実であり、スムーズです。葬儀社へ供花の依頼をする際は、まず葬儀場に電話をし、喪家と日程を伝え、葬儀社の連絡先を聞きます。そして、葬儀社に問い合わせを行い、供花を注文する流れとなります。供花の相場は、5,000円~15,000円程度。どのようなお花を取り扱い、どのくらいのボリュームがあるのかなど詳細な内容を葬儀社に聞き、予算やイメージに合う供花を選んでいきましょう。
供物の選び方は、宗教によっても変わってくるものです。基本的には、仏式の葬儀の場合、殺生を連想させる肉や魚を送るのはマナー違反となっています。供物には、お菓子や果物、缶詰などが一般的に選ばれることが多く、故人の好きだったものを送るのもよいでしょう。
遺族が香典を辞退している場合にも、相手の気持ちを汲み取り、香典を受け取るといったケースも時にあることです。こういった場合に香典返しをする際は、四十九日を過ぎた忌明けに行い、金額はいただいた金額の半額程度のものをお返しするのが基本となっています。
尚、横浜市の香典返しについては、こちらの記事で詳しく解説しています。気になる方は、こちらも併せて読んでみるとよいでしょう。
いかがでしたでしょうか?
横浜市の家族葬で香典を辞退したい場合には、訃報などで事前に周囲の方に知らせておくことが大切です。そして、参列者が香典をしたい場合には、遺族に事前に確認を取る必要があります。
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