お亡くなり・ご危篤の場合

通夜振る舞いに精進落とし 通夜・葬儀の料理


2020/06/25

通夜振る舞いに精進落とし 通夜・葬儀の料理

本日は、「精進落とし」に関するお話を掲載します。葬儀には基本費用、火葬などの「固定費」と返礼品と食事などの「変動費」が掛かります。

参列者の人数で変わる「通夜振る舞い」と「精進落とし」の料理を用意するケースが多いです。心のこもったおもてなしになるように、マナーや意味を見ていきましょう。

1.通夜振る舞いの料理とマナー

通夜振る舞いは、故人とともにするこの世で最後のお食事と、ご遺族から弔問客へ「何かつまんでいってください」と声を掛けお礼とお清めをする意味があります。

 

食事やお酒を提供するのが一般的です。人数の予測が立てにくいので、オードブル、お寿司、サンドイッチ、揚げ物や煮物など、盛り合わせ料理が多く出されます。お酒が入って盛り上がることがあります。宴会ではありませんので、故人の思い出を語るしめやかな席にします。また、長居をしないのが一般的です。

 

一方、故人がお酒や賑やかな席が好きだったのならば、それはそれでみんなが集まって盛り上がりを見せると、いい供養になるかもしれません。

 

予算の立て方は、会葬者予想人数×7割+親戚の人数(1人あたり3,000円程度)で計算します。

 

通夜の世話人やお手伝いは、食事に同席はしません。別にお弁当を用意するか、同じ食事を別の部屋で食べてもらいます。弔問客が全員、帰宅してから、会葬者と同じように食事やお酒でもてなします。

 

また、参加への声を掛けられたら断らないのがマナーとされています。参加したさいは、箸を付けることで供養になります。事情がある場合は、目立たないように遺族や世話人に挨拶をして退席します。

 

家族は慌ただしいときなので、人数分の食事の準備が難しく、すぐにお手伝いさんが見付かるとは限りません。葬儀社に食事を手配してもらうことができます。

2.精進落としの意味とマナー

精進落としは、火葬後に自宅や式場に戻り会食の運びになります。以前は、死後から四十九日まで遺族は肉と魚を避けた精進料理を食べ、忌明けに精進落とし(「お斎(とき)、仕上げ」など呼び方はいろいろ)をふるまう風習がありました。

 

現代では、四十九日まで精進料理を食べ続ける風習がなくなり、火葬後に会葬者へのお礼として料理をふるまうのが一般的になっています。

 

懐石料理や松花堂弁当をお出しするのが一般的です。肉や魚もメニューに加わります。

※レストラン、懐石料理店などで席を設ける場合は、必ず精進落としの集まりと予約時に伝えます。マダイ、イセエビなどめでたい席に使われる食材を避けてくれます。

 

また、近年、アレルギーの方が増えてきているそうです。会葬者、親せきなど参加人数の把握と同時にアレルギーを事前に確認しておくといいでしょう。

 

通夜振る舞いと同様に、主催者側(ご遺族側)が会葬者をもてなす席です。僧侶を上座、次に世話人など席順を決めておくとスムーズに運びます。みなさまが席に着くと、喪主がお礼の言葉を述べます。感謝の気持ち、葬儀が無事に終わったことをお伝えします。

 

食事が始まると、喪主と遺族は参加者へお酌に回ります。年配者、お疲れの方もいる場合も多いでしょう。負担のないように早めに区切りを付けて、身支度ができるよう配慮することも大切です。

 

1人あたりの予算は5,000円程度が相場です。お酒代は別途必要です。参加人数が多い場合は、配膳人が必要になるので葬儀社に確認しておくといいでしょう。

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