葬儀のコラム | 川崎・横浜の葬儀なら花葬


2020/08/01

多様化するお墓のカタチ

これまで「お墓」といえば石でできたお墓、つまり墓石を思い浮かべる人がほとんどなのではないでしょうか。

しかし、最近では石を使わない新しいタイプのお墓が次々と登場し注目を集めています。この記事では多様化するお墓の形をご紹介します。みなさまのライフスタイルや想いに沿ったお墓を考えるきっかけになれば幸いです。

1.納骨堂

納骨堂とは屋内型の納骨施設のことです。従来のお墓は屋外の墓地に置かれていましたが、納骨堂では建物の中でお参りができるというのが特徴です。

 

●天候に左右することなく落ち着いてお参りができる

●屋内なのでお墓掃除の負担が軽減される

●アクセスが便利

 

…などのさまざまな理由から納骨堂を選ぶ人が増えています。

 

納骨堂と一言に言ってもいくつかの種類に分けられます。以下、種類別にその特徴をご紹介します。

 

ロッカー型

ロッカー型とはお骨をロッカーの中に納めて供養するタイプの納骨堂です。コインロッカーのような形をイメージすればわかりやすいでしょう。

大きさに限りがあるので先祖代々のお骨を納めるには難しいかもしれませんが、最近では 跡取りのいない家も増えており、省スペースで低価格という点から人気の高いタイプの納骨堂です。ロッカーの中にはお骨以外にも位牌や遺影写真を置く人もいます。

また同じ空間内に仏像や御本尊を祀っているケースも多く、共有の礼拝スペースとして利用されています。

 

仏壇型

仏壇型とは文字通り仏壇の形をした納骨堂です。1家族が1基の納骨壇を利用します。

一般的な形は、上段に仏壇、つまり礼拝のためのご本尊や位牌や仏具を並べ、下段が納骨スペースとなっています。

ロッカー型と比べてたくさんのお骨が納骨でき、さらには個別に手を合わせることができるというのが一番の特徴でしょう。

ロッカー型では1列を3から5段に分けて使用しますが、仏壇型は1列がまるまるひとつの家族が利用するため、費用は若干高めです。

 

自動搬送型

自動搬送型の納骨堂とは、参拝ブースまでお骨が自動で運ばれてくるタイプの納骨堂です。 建物一棟全体を納骨堂としているためビル型やマンション型などとも呼ばれています。土地不足に悩む東京、大阪、名古屋など、都市部を中心に普及している新しいタイプの納骨堂です。

自動搬送型の納骨堂は、礼拝の場所とお骨を保管する場所が別の場所に設けてあることが特徴です。

自動搬送に用いられるのは物流倉庫や立体駐車場などで用いられる搬送機です。

家族や参拝者には IC カードが渡され、タッチパネルに近づけるだけで故人を識別し遺骨が運ばれてきます。

館内はモダンなインテリアであることが多く、落ち着いた静かな雰囲気の中でお参りができます。

費用は、納骨堂の中では比較的高い方ですが、墓石を建立するよりは安く抑えられます。

 

●都市部の一等地にお墓を持てる

●墓石よりも費用が安く済む

●建物の中なので天候にに左右されることがない

●お花やお線香がいらない

 

…などのメリットから利用者が 増えています

2.樹木葬

樹木葬とは樹木を墓標としたタイプのお墓です。石を用いないことで費用を安く抑えられ、自然環境にも優しいことから、新しいお墓のスタイルとして注目されています。

ちなみに横浜市営墓地「メモリアルグリーン」は日本初の公営の樹木葬墓地として知られています。

樹木葬には「里山型」と「 霊園型」の2つの種類があり、それぞれの特徴も合わせて解説します。

 

里山型

里山型とは自然の里山全体を墓地とするタイプの樹木葬です。1991年岩手県一関市の祥雲寺(現在は知勝院)が始めた樹木葬公園墓地が日本初の樹木葬墓地だと言われていますが、これこそ里山型のスタイルだと言えます。

お骨を埋葬するためには墓地と認められた場所でしか埋葬できません。ですから「里山であればどこでも埋葬してもいい」というわけではありません。墓地としての使用を行政に認められた場所でしか埋葬できないので気をつけましょう。

自然の里山を利用するので、どうしても場所は地方や郊外になりがちです。お墓参りに距離があること、時間や費用がかかってしまうことがデメリットかもしれませんが、そのぶん大自然の緑に囲まれて穏やかに眠ることができます。

 

霊園型

霊園型とは、都市部の一般的な霊園の中で作られた樹木葬区域です。現在、日本全国に普及している樹木葬の多くはこのタイプです。霊園型の樹木葬では、主に次の3つのタイプに分けて埋葬されます。

 

(1)個別タイプ

区画整理された個別の墓域の中で埋葬し、樹木や草花を植樹する。

 

(2)集合タイプ

一本のシンボルツリーの周りにたくさんのカロートが用意されている。埋葬は個別にするが、礼拝は共有のシンボルツリーに対して行う。

 

(3)合祀タイプ

他の人と同じ土中に埋葬する。

 

「樹木葬」という言葉の響きからカロートや石板などの石造物を用いない姿をイメージしがちですが、霊園型ではカロートや石板やモニュメントなどを用いることが多く、「イメージと異なる」という意見も多く聞かれます。

3.期限付き墓石

期限付き墓石とは使用期間をあらかじめ定めた墓石のことです。これまでお墓といえば先祖代々が永代にわたって受け継いでいくことが一般的でした。実際に墓地の費用のことを「永代使用料」と呼ぶのも、そうした前提があるからです。

 

しかし時代が変わり、今では親や子や孫が同じ場所に暮らすことが少なくなり、お墓の維持が困難です。それでも納骨堂や樹木葬ではなく、石でできたお墓に眠りたい、あるいはお参りしたいと言う人のために、期限付きの墓石がにわかに人気を集めています。

 

定められた期限は墓地や霊園によって異なりますが、13年や33年などの期限を設け、延長利用を希望する人は更新できますし、もしそうでなければお骨は合祀、永代供養されます。

4.本気のまとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事でご紹介した通り、現代のお墓の「カタチ」は実に多様化しています。

 

私たちは、川崎市や横浜市の葬儀のプロフェッショナルです。墓地や墓石のご相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

 

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