川崎市の家族葬とはどういう葬儀形式なのでしょうか？

家族葬とは、文字通り家族など親しい方々でお見送りをする葬儀のことです。故人様と2、3親等以内で行うのが一般的ですが、会葬者の明確な範囲はなく、故人様の遺言やご遺族の意向によって変わってきます。

故人様と親しい友人や親せきも参列者に含めて家族葬を行うなど、その家族葬によってまちまちとなっています。

近年、川崎市において家族葬は非常に増加傾向にあります。

コロナ禍や参列者の高齢化などの理由から、葬儀の参列者をなるべく多くしたくないと川崎市でも家族葬を選ぶ方が増えているのです。

家族葬は一般葬と比較しても、参列者が少人数の葬儀なので、大人数で密になることもなく、身近な親しい方々だけで弔問客の対応に追われることもありません。身体的にも精神的にも負担が少ない家族葬で、故人様をゆっくりお見送りしたいとの思いから選ばれる方が増えています。

ここでは、一般的な家族葬の流れを解説しますが、最近は通夜式を省略しての一日葬形式で家族葬を執り行う方も増えているようです。

●臨終、お迎え

●葬儀社に連絡・打ち合わせ

●納棺

●通夜

●葬儀・告別式、出棺

●火葬・骨上げ

●葬儀社への支払い

それぞれの場面ごとに時系列で解説していきましょう。

臨終、お迎え

病院でお亡くなりになる方がほとんどですが、ご自宅や病院以外でお亡くなりになった場合は、かかりつけの医師に連絡または容態が急変したときは、救急車を呼び病院に搬送してもらいましょう。

医師の死亡宣告がされ、その後は死亡診断書を書いてもらいます。葬儀や埋葬を行う行政手続きに必要となります。ご遺体の処理は病院側が行います。

病院の安置室は長く保管できないため、ご遺体の安置施設への移動は葬儀社に依頼することになります。その間にご遺族は近親者へ訃報の連絡をします。

葬儀の準備として、故人様のご遺体の身繕いをします。本来この儀式は、葬儀社の手を借りてご遺族が行うのですが、病院で亡くなられた場合は、看護師が死後処置の一環で行ってくれます。

葬儀社に連絡・打ち合わせ

ご遺族から葬儀社に連絡をします。病院からご遺体を自宅や斎場等に搬送をします。そこでご遺体の安置をします。

この間に、葬儀社の担当者と家族葬の内容（葬儀日程・喪主の決定・宗教・宗派の確認・葬儀場や火葬場の予約・祭壇の決定・葬儀費用の決定・役所への手続き内容の確認・通夜振る舞いのお料理・遺影・返礼品の選定等必要事項の確認）について打ち合わせをします。

家族葬での故人様の遺言による希望やご遺族の要望等があれば、打ち合わせの時に忘れず伝えましょう。

仏式で行う場合、菩提寺がある場合はお寺に連絡し、僧侶のスケジュールを抑える必要があります。菩提寺がない場合は、宗派が決まっていれば葬儀社が僧侶の手配を依頼してくれます。

納棺

ご遺族と葬儀社でご遺体を納棺し、故人様と最後の別れをします。

ご遺体に死装束を整え、故人様の愛用品を一緒に納めることもできます。納棺の際に湯灌の儀を行うケースもあります。湯灌の儀とは、葬儀の前に故人の髪や身体を清め、ご遺体の清拭を行う儀式です。

通夜

川崎市の家族葬は、一般葬と同様の流れで通夜を行うことが多いようです。

参列者が少ない家族葬は受付を設けない場合が多くなっています。

通夜ではご遺族は着席して、僧侶を迎え読経に続き、ご遺族や参列者の焼香となります。

僧侶退場後に喪主が最後にご挨拶をします。

その後、別室にて会葬者への通夜振る舞いとなります。川崎市の家族葬では親族控室等で行われるケースが多く、ご遺族や親族で故人様の思い出を語り合い、故人様を偲びます。

葬儀・告別式、出棺

川崎市の葬儀・告別式は、通夜と同様一般葬と同じ進行で行う方が多いようです。

ご遺族の着席のあとの進行は、僧侶の入場・読経・ご遺族、参列者の焼香・お別れの儀・遺族代表挨拶・出棺・霊柩車出発・火葬場へのご遺体搬送の流れとなります。

火葬・骨上げ

火葬場に移動して火葬を行います。

僧侶立ち会いの場合は、火葬前に僧侶の読経を行います。その後は待合室で火葬が終わるまで待ちます。

火葬が終わると骨上げになります。骨上げは遺骨を、骨壺に納める儀式です。火葬場の係員の指示に従いながら、喪主様からご遺族の順に、二人一組で同じ遺骨を協力しながら、箸ではさみながら骨壺に収めます。

火葬場の職員から「火葬証明書」をもらっておきましょう。埋葬時に必要となります。

葬儀社への支払い

葬儀社への支払いは火葬終了後、数日以内に済ませましょう。

葬儀費用は、葬儀社が事前に提示した見積書が基本です。

しかし、ご遺族が葬儀に追加したものや葬儀社が立て替え払いにより負担しているものもあります。

葬儀社からそれらを含めた請求書が届きましたら、見積書や葬儀中のお金の出納記録と照らし合わせ、問題なければ葬儀社の指示する方法で期限内に支払いを済ませましょう。

川崎市の家族葬の式次第や葬儀スタイルには決まりはありません。家族葬を一般葬や一日葬、直葬・火葬式などのスタイルで行われるケースも少なくありません。

川崎市の家族葬の費用は、選ぶ葬儀社や葬儀場、地域などによって大きく異なります。

川崎市の家族葬の一般的な費用相場は50万～80万円程度です。また、一般葬が100万円～200万円程度、一日葬が50万円程度、直葬が15万円～20万円程度です。一般葬に比べて、参列者数が少なくなるため、家族葬の費用は安くなる傾向にあります。

葬儀費用に幅があるのは、葬儀の参列者の人数により、香典や返礼品の数、利用する葬儀場の違いで葬儀社への支払い額が上下するからです。

ここに表示したのは、あくまで葬儀そのものの費用であり、僧侶へのお布施や、ケースによっては通夜振る舞いの飲食料金などが追加されます。

川崎市で家族葬を行うには、「かわさき北部斎苑」と「かわさき南部斎苑」の２つの公営斎場がおすすめです。

川崎市の公営斎場は民間斎場に比べて利用料金がリーズナブルで、葬儀から火葬までを同一斎場で行えるのが最大の魅力です。

家族葬を行う際に、葬儀場と火葬場が併設されているため移動のタクシーやマイクロバスを利用することなく、費用を節約できます。

ご高齢の方や車イスの方の体力の負担も軽減できるでしょう。川崎市の公営斎場のため、川崎市民には費用面で大きなメリットがあります。

「かわさき北部斎苑」は川崎市高津区にあり、JR津田山駅から徒歩７分とアクセスが非常にいいでしょう。

「かわさき南部斎苑」は川崎市川崎区にあり、JR川崎駅からバスが出ています。

葬儀社によっては、川崎市の公営斎場を利用していない葬儀社もあります。川崎市内の公営斎場を利用したい場合は、その希望を葬儀社に伝え、利用できるかどうかを葬儀社に確認する必要があります。

「かわさき北部斎苑」の詳細

「かわさき南部斎苑」の詳細

この２つの川崎市の公営斎場の葬祭ホールは、川崎市民の場合50人収容で22,500円、25人収容で半額の11,250円となっており、小規模の家族葬は25人の収容人数であれば充分でしょう。

また、火葬場は12歳以上が6,750円となっています。

葬祭ホール、火葬場ともにリーズナブルな料金設定が魅力です。

川崎市内と川崎市外では、葬祭ホールの利用料金は３倍も違ってきます。

火葬場にいたっては約７倍から９倍も違ってきます。

葬祭ホールの利用料金

火葬場の利用料金

川崎市には100社以上の葬儀社があります。数多い川崎市の葬儀社から優良な信頼のおける葬儀社を選ぶにはどうしたらよいのでしょうか？

ここでは４つのポイントに絞って見ていきます。

地元に強い葬儀社を選ぶ

最近は、川崎市にも全国対応や一都三県対応の葬儀社も増えてきました。

しかし、川崎市の葬儀は地域の風習やしきたりなど、地元の葬儀事情を理解していないと難しいことも多くあります。川崎市エリアで葬儀にきちんと対応できる葬儀社なのか見極めることが大切でしょう。

地元川崎地域の葬儀事情に詳しくない葬儀社に依頼することで、トラブルに発展してしまうケースもあるため、くれぐれも注意が必要です。

川崎市の葬儀は、川崎地域の葬儀事情をよく理解した、地元の信頼のできる地域密着型の葬儀社を選ぶのがおすすめです。

複数の葬儀社を比較する

川崎市での葬儀社選びには、複数の葬儀社の見積もりを取ることが大切です。一見同じような葬儀プランであっても、そこに含まれている費用の項目内容によって大きく葬儀費用は変わってきます。

見積もりの金額が、一括で記入、詳細な内訳がない、金額の数字がすべて千円単位以上になっている。

こんな葬儀社は要注意です。

川崎市の葬儀費用の基本になるものに葬儀場や火葬場、葬祭ホールの利用料金があります。葬儀社には、自社の会館を使用する、または民間の葬儀場や葬祭会館を利用するところも少なくありません。

スタッフの対応をしっかり確認する

川崎市の葬儀社を選ぶ際に、大切なのは、葬儀会社の担当者の対応をしっかりチェックすることです。

電話での対応ももちろんですが、その葬儀社の対応をチェックするためには実際にお会いすることをおすすめします。

このときに、川崎市の葬儀に関しての要望や疑問をすべて伝えましょう。しっかりとこちらの話を傾聴し、希望を汲み取ろうとしてくれているか、遺族に寄り添った葬儀を任せられるのか。

紋切り型でマニュアル通りの対応や誠意の感じられない対応では大切な家族葬を任せられるはずがありません。

葬儀社の担当者の対応の良し悪しが、葬儀社選びの重要なチェックポイントになるでしょう。

口コミも参考にする

川崎市の葬儀社選びには、その葬儀社の口コミ評価を参考して、評価の高い葬儀社を選びましょう。

最近は、インターネット上に葬儀社の口コミ評価が、記載されること一般的になっています。口コミには利用者の本音やリアルな声が掲載されています。

まめに口コミ評価に目を通していくことが大切です。

実際に葬儀社に問い合わせしたときの対応と口コミ評価の両方を参考にし、総合的に葬儀社を判断しましょう。

川崎市の家族葬には、利用料金の安い2つの川崎市の公営斎場の利用がおすすめです。

家族葬の流れの項目にある通り、ご遺族は故人様がお亡くなりになった直後から非常に多くの事柄を迅速に対応することを求められます。

行政手続きについても内容をよく確認し、申請漏れのないよう確実に対応しなければなりませなせん。

川崎市の葬儀には、地域密着型の弊社花葬をご利用ください。

弊社は、川崎市や横浜市での葬儀実績が豊富な地域の口コミNo.1の葬儀社です。

口コミで3冠を達成するなど、地域の方からの信頼が厚いのが弊社です。

川崎市の家族葬でお悩みの方は、事前相談も承っておりますのでお気軽に弊社へご相談ください。